グループブログ GROUP BLOG TOP グループブログ ユマニチュード 認知症の方の気持ちに寄り添うために。2月も地域公開講座開催 認知症の方の気持ちに寄り添うために。2月も地域公開講座開催 2025.02.21 ユマニチュード 今回の地域公開講座では、中加賀屋グループホーム管理者・渕之上氏による、「認知症の方とのコミュニケーション」について学びました。 まず、参加者全員で認知症体験を行いました。最初のワークでは、ペアを組み、「喜び」「怒り」「疑い」「恐怖」などの感情を表情だけで伝え合いました。しかし、相手の感情を正確に読み取るのは難しく、伝えることの難しさを実感しました。 次に、「動物当てゲーム」を実施。各自の背中に「ぞう」「きりん」「うさぎ」「たぬき」などの動物名を貼り、「はい」「いいえ」「分からない」で答えられる質問のみを使って、自分に貼られた動物を当てるというものです。シンプルなルールながら、適切な質問を考えるのは想像以上に難しく、もどかしさを感じる場面もありました。これが、認知症の方が日常で感じているコミュニケーションの難しさに近い体験なのだと学びました。 また、「介護でしてはいけないこと」として、以下の10のポイントを学びました。 ①怒らない②急がせない③頑張りすぎない④分け隔てしない⑤できることを奪わない⑥プライドを傷つけない⑦否定しない⑧無理強いしない⑨ヒソヒソ話をしない⑩自分ひとりで喋らない さらに、認知症の方の特性として、 ・何度も同じことを聞く・突然怒り出す・存在しないものが見える・お漏らしをする・食事をした後でも「まだ食べていない」と言う・「お金を盗られた」と主張する といったケースがあり、それぞれの対処方法についても学びました。 第2部では、「ユマニチュード(認知症に優しいケア)」について、岡嶋氏による実演が行われました。 目線を合わせ、低めの声で話す優しく触れるオートフィードバック(行っていることを実況中継のように伝える) これらのポイントを実践することで、認知症の方との円滑なコミュニケーションにつながることを学びました。 参加者の皆さんからは、「認知症の方が身近にいるので、とても参考になった」「ワークを通して、相手の気持ちを体験できた」といった感想が寄せられました。講座全体を通じて、認知症の方と向き合うための大切な姿勢を学ぶ、温かな時間となりました。 次回のご案内 次回の地域公開講座は、3月17日(月)15:00〜に開催いたします。今回は、南港病院栄養科・川勝科長による「身体と脳を若々しく保つ食事」についての講座です。ぜひご参加ください! 一覧へ戻る